60歳から始めるメンズウィッグ「イケオジ」への変身術

60代の新たなスタートを、メンズウィッグの選び方一つで変えてみませんか？適切なウィッグ選びで、「イケオジ」へとイメージチェンジ。ウィッグの自然な馴染みとスタイルの見直しで、印象を若々しく、活動的に更新します。ウィッグの着こなし術をマスターし、あなたも新しい自分を発見してみませんか？

メンズウィッグの着こなしを見直す

昔は60歳前後で仕事を辞めて、のんびりした日常を過ごし、ときどき自由に旅行に出かけたり、趣味に講じたりといったイメージもありました。今は70歳までバリバリ働かれる方もたくさんいますし、ちょっと変わってきたように思います。

ですが、60代というのは仕事や生活の転換点になりやすい時期であることは、今も変わりありません。勤め先が変わったり、実家のある地方に引っ越して、これまでと違う環境に身を置いたり。あなたが活躍する舞台が変わり、はじめて出会う人がこれからもたくさん現れます。そんな時期だからこそ、60歳というのはウィッグの着こなしを見直すとても重要なタイミングなのです。メンズウィッグは本当にあなたのイメージをガラリと変えてしまいます。

本当にちょっとした違いでガラリと変えてしまいます。とはいっても、どんな風に変わるのか、言葉ではわかりにくいですよね。メンズウィッグの着こなしをほんのちょっと見直すだけで、どんな風に変わるのか、実際に見てみることにしましょう。

なんだか違和感のあるメンズウィッグ

ウィッグの選び方ひとつでどのくらい印象が変わってしまうのか、それを実感していただくには、同じモデルの方にいくつかのタイプのウィッグを実際に装着してもらうのが一番です。

こちらの方は、プロのモデルの方ではありません。一般の方にモデルになっていただきました。こちらの方の場合、後頭部から前部までスッポリとウィッグでカバーする必要があります。使用するメンズウィッグは大きめのものが必要です。まずはよく見かけるタイプのウィッグを実際に着けて頂きます。

いかがでしょう？どんな印象を持ちましたか？　『なんだか違和感がある気がする・・・』　周りにはそんな印象を持たれがちです。このタイプ、実は街中でいちばんよく見かけるウィッグのタイプです。本人はどこかおかしい、違和感があるなんて思ってもいません。なぜなら、長年使ってきたウィッグをそのまま使い続けているからです。10年以上も前、はじめて作ったウィッグと同じデザイン、毛量、白髪の量をそのまま使い続けている方によくあるタイプです。

昔は白髪を染めて愛用していた仕様のメンズウィッグ、10年前は自然に見えていても、ときが経てば徐々に似合わなくなります。ヒゲの色の具合、両サイドの自毛の太さや白髪の量がウィッグと著しく異なってしまい、ハッキリと白と黒のツートンカラーが浮き上がっていませんか？
次にこの『違和感』を修正したウィッグを付けてみましょう。

年齢相応の白髪と毛量が重要

まずは白髪の量とボリューム感を正しく設定してみます。

どうですか？　最初の黒々としたウィッグと違い、違和感がありません。白髪の量とボリューム感を調整するだけでこの違いです。髪のトーンと同じ上着を着ていただくと、とても上品で柔らかい印象です。ムリのないメンズウィッグを上手に着こなすことで、見る者に自然さ、落ち着いた印象を与えます。

より活動的に若々しく、テーマは『イケオジ』

先ほどの年齢相応に見えるメンズウィッグの装着例は見た目が上品で年齢相応、違和感もありませんでしたね。もしお客さまから『こうありたい！』という希望を聞かずに、ハリウッドマジックの技術者が基本的なデザインをした場合、このようにごく自然なメンズウィッグを作ります。

ですが、ご本人さまが日常活躍するフィールドやご自身のイメージを伺うことで、また違った雰囲気をもったメンズウィッグを作り上げることができます。毛長をすこし長めに整えて、より若々しく、額をおもいきり見せるスタイルにしてみました。すると印象はここまで大きく変わります。

メンズウィッグを付けていないときの『おじいちゃん』といった雰囲気はみじんもありません。あくまで自然ですが、見た目年齢は10歳ほど若々しくなりました。
ジャケットを着てスッキリとした清潔感のある風体です。この作例のテーマはズバリ、『イケオジ』です。徹底的に自然さを追求するために、『透けて見える地肌』と『地毛との境界がわからない自然な仕上がり』にこだわりました。

透けて見える地肌

上から見ると地肌が透けて見えるほどの毛量ですが、息がかかるほど近づいてもここまで自然に見えます。

地毛との境界がわからない自然な仕上がり

ウィッグ未装着の本来の生え際の位置をどうぞ探してみてください。どこがウィッグと地毛との境界か判りますか？既製品やイージーオーダーと違い、オーダーメイドのメンズウィッグは地毛との馴染みを型取り（デザイン時）から追求することで、ご覧のような『自然な馴染み』を実現できます。※どこが地毛とウィッグの境界なのか、気になる方は次の写真（未装着時）と見比べてみてください。

目の前にウィッグがあると知っていなければ、よほどの事がない限り気づかれることはありません。

テーマを決めるのは難しくない

今回のテーマは、ズバリ『イケオジ』です。モデルのご本人もこんなに変わるものなのか、ここまで接写しても判らないものなのかと驚いていました。テーマを決めることは、『ありたい自分』に近づけるために必要なことです。けれど難しく考える必要はまるでありません。 日常どんな服を着て、どんな場所に行き、どんな髪型をしてみたいのか。イメージするのはこの３つだけ。たったそれだけです。あとは経験豊富な技術者の腕次第です。

60歳はメンズウィッグのデザインを見直すいい機会です。いろんな可能性やなれる姿があります。変われるのは『おじいちゃん』、『イケオジ』だけじゃありません。どんな姿になりたいのか、イメージさえできれば、あとはウィッグの着こなしひとつでその希望は叶います。少し身軽になった60代を、これまでとは違ったヘアースタイルで過ごしてみるのはいかがですか？

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